1961-05-23 第38回国会 衆議院 運輸委員会 第31号
必ずこれをまとめるという見通しのもとで従来大臣も、政務次官も、あるいはわれわれといたしましても、会期内に必ず提案申し上げますということを約束したわけでございますが、実は政府部内で意見がまとまらないという問題の焦点は、踏み切り保安施設の整備について、運輸省がこの数年来主張しております責任問題につきまして、これは鉄道事業者にももちろん責任はあるけれども、道路管理者側においてもこの整備について協力する責任
必ずこれをまとめるという見通しのもとで従来大臣も、政務次官も、あるいはわれわれといたしましても、会期内に必ず提案申し上げますということを約束したわけでございますが、実は政府部内で意見がまとまらないという問題の焦点は、踏み切り保安施設の整備について、運輸省がこの数年来主張しております責任問題につきまして、これは鉄道事業者にももちろん責任はあるけれども、道路管理者側においてもこの整備について協力する責任
また、経費的でなくても、地元の事情その他で立体化がきわめて困難だというところもあるわけでございまして、私どもといたしましては、七万三千という全国の踏み切りの数のうち、特に鉄道の方でも運行回数が多いし、道路の方でも特に自動車の通行回数も多いというものは、建設省ともお話しの上、立体化に努力することにいたしまして、それ以外のものはできるだけ踏み切りの施設、特に、そのうちの踏み切り保安施設と申しておりますが
○石井説明員 ただいま申し上げましたのは、立体化とは関係なく踏み切り保安施設を改善したいということで要求したということであります。
交通量の少ないところは、遮断機、警報機、踏切警標等の設置等、踏み切り保安施設を増強することを促進する必要があると思っております。
それを今回運輸省の側におかれましては、道路側で費用を持ってはどうかという御提案のように聞いておりますが、しかし道路側におきましては道路側といたしまして、ただいまお話いたしましたように全国の個所に道路事業をする必要がございまして、なかなかゆとりがないということと同時に、この踏み切り保安施設は社会通念と申しますか、一般的に、鉄道が道路を横切って優先通行をする、それが通行者に危険を及ぼすおそれがあるので、
○説明員(坂本祐一君) 踏み切り保安施設整備の四千四百万の内訳でございますが、来年度要求いたします個所といたしましては、国鉄を除きまして私鉄だけにつきまして千三百六十五カ所。この考え方は、ちょっと昨年予算をいただきまして実態調査をいたしました。
それから、ただいま大臣が言われましたように、踏み切り保安施設につきましては、これは鉄道側におきましても相当御負担かもしれませんけれども、道路交通のふえたことをすべて道路管理者の責任において処理しなければならぬという理屈も見出しがたいと思いますので、道路側といたしましては、道路側において負担すべき正当な理由のあるもの、たとえば踏み切り設備を改善するとか、そういう面につきましては、できるだけの御協力はいたしたい
ただ、従来の踏み切りが今度幅が広がって何メートルになるにいたしましても、相当大きな踏み切りになりますと、踏み切り保安施設としても、たとえば信号機をつけるなり、あるいは踏切番を置くなり、いろいろ従来までの踏み切りの状態で放置しておけない場合が多いんじゃないかと思うのでございますが、そういたしますと、ただ踏切道を作るということだけでなく、いろいろ経費関係、その負担関係も出て参りますし、それから道路の方にいたしますと